歯医者の役割はただ治療するだけではありません。いろいろな病気を予防することも私たちの大切な仕事です。
近年、歯科疾患と全身疾患はお互いに影響することが分かってきており、お口の健康を保つことは、全身の健康を保つことに繋がります。
そのため、虫歯や歯周病の感染・発症をコントロールすることは、私たち歯医者のとても重要な役割だと考えています。
高野歯科医院では、「悪くなったから歯医者に行く」のではなく、「悪くならない方法を知るために歯医者に行く」人が少しでも増えるよう、
様々なサービスや知識をご提供し、地域の皆さんの健康を支えていきたいと考えています。
さぁ、みなさん!健康の入り口はどこでしょう?
ズバリ、お口が健康の入口です。
私たちは生きていくために食事を摂り、口の中で内蔵が栄養を取り込めるよう砕いて溶かし、各臓器で必要な栄養を吸収し、最後に不要なものを肛門から排泄します。
このシステムがうまく回っていると私たちは健康でいられますが、どこか一つでも機能しなければ健康は維持できません。
また、身体はお互いが機能し合っているため、どこかが悪くなると各部位が反応して歪みが生じ、ドミノ倒し的に全身疾患が起こる場合もあります。
それらを防ぐための第一歩が、お口の中の健康なのです。
お口の中を健康に保つためには・・・
お口と全身の関係は?
お口の中の細菌を整える=全身の健康へ
私たちのお口の中には、口内環境のバランスを保つ常在菌が住み着いており、自己免疫力を高めてくれています。
常在菌の中には善玉菌も悪玉菌もいて普段はバランスを保っていますが、食生活が偏っていたり、歯みがきが不十分で食べかすが残っていると、悪玉菌が繁殖し、口内環境のバランスが崩れます。
繁殖が進んでしまうと、唾液の浄化作用や殺菌作用だけでは勝てません。こうして起こる細菌の感染症が、虫歯や歯周病です。
また、口内環境の悪化を放置すると、虫歯や歯周病・口内炎などが起きるだけでなく、腸内のバランスまで崩れ、腹痛やウイルスによる感染症を引き起こす原因にもなります。
口内環境を整えることは、様々な疾患や感染症を防ぎ、全身の健康を保つことに繋がるのです。
当院では、口内細菌の状態やバランスを積極的に診て、正常に保たれるようコントロールし、同時に食生活の改善や患者さんに正しい知識を知っていただくことで、菌の感染を防ぐ(既に菌を持っている場合は発症を防ぐ)ための診療を行っています。
みなさんの体を守る立派な宝物、だえき:唾液
唾液が減ると疾患にかかりやすい!?
鼻の病気が原因で口呼吸をしていたり、普段から口で呼吸する癖があると、唾液が蒸発して口の中が乾燥する原因になります。口の中が乾くと、どんな問題が起きるのでしょうか。
口の中が乾くと唾液が減り、口の中の細菌を洗い流す作用が少なくなるため、口の中の細菌が増えて歯周病や虫歯が進行しやすくなります。
さらに、唾液の殺菌作用も少なくなるため、細菌が増えた結果、歯肉の腫れや出血・歯の周りの骨の吸収などが起こります。
そこから細菌が血管内に入り、体中を回ることで免疫が下がり、様々な疾患を引き起こす原因ともなるのです。
唾液の分泌を促すには「ちゃんと噛めるか?」
お口、どうしよう!どんな状態?
自分のお口から健康になっていく自信をつけてみませんか?
お口の中が健康な方、お悩みを抱えている方、他で治療を受けたけど満足できていない方など、患者さんの状況はそれぞれ異なります。
当院では、患者さんの今の状態に合わせて最適なご提案をいたしますので、気になる症状があればぜひクリックしてみてください!